植田真梨恵 1st Album『時間は止まりたがっている』を買ってみた

真梨恵ちゃんの1枚目のアルバムを買ってみた。

GIZA studioから独立して1回目のリリースなので、便宜上1st Albumとする。

1.暴走列車
時計のチクタクが急に早くなって、オケも早くて、あっという間に過ぎ去った感がある🕰️
間奏は時間はたっぷりとっている。オケで流れる口笛は真梨恵ちゃんだろうか🤔
1A▶️1B▶️2A▶️2B▶️1サビ▶️間奏▶️2サビなので、サビはいつ出てくるんだと思ってしまった。
デジタルビートに乗せて、韻を踏んでいる真梨恵ちゃんの歌声がマッチしっている。
歌詞に列車の類は一度も出てきておらず、制作過程が大急ぎということを表している。

2.アストロフォーインダストリアル
3rd Digital Singleとしてリリース。
レトロポップなメロディが好きだなあ。イントロとアウトロが特にね。
パーカッションが入っているので、ちょっと速いテンポに聴こえる。
歌詞の「過ごすなら〜グレーズドがはじけた！」のところ。
ここ数年ミスドには行っていない僕だけど、真梨恵ちゃんはミスドのカフェオレとつやつやの光沢のドーナツが好きなのだろうか。
サビのyeahは1番はいえ(否定)で、2番は家になっており、違う意味になる。
2番のサビは間奏が間に入りこむので、サビ▶️Cメロのようにも聴こえます。
歌詞でもメロディでも遊び心を入れてくる面白さ。
坂から転げ落ちても、行き場を無くしても、迷子になっても、止まらない時間がどうにかしれくれるのだろう。

3.田んぼ・トライアル・パチンコ屋
4th Digital Singleとしてリリース。
新しいノスタルジック郷愁曲ということだが、タイトルのインパクトが強烈すぎてｗ
イントロの入りが好きだんだけど、ほんわかしたメロディと真梨恵ちゃんの歌声で癒されます。
サビで「田んぼ・トライアル・パチンコ屋」をリズミカルに2回呟くのがまたいい。
田んぼ▶️家▶️パチンコ屋の間を行き来する、まさに「トライアングル」とはこのことなのか🤔
1A▶️1B▶️1サビ▶️2A▶️2B▶️2サビ▶️C▶️ラスサビとシンプルなメロディ構成。

4.SAD VACATION
5th Digital Singleとしてリリース。
イントロでガツンと入るエレキギターに酔いしれる🎸
そのエレキギターのリフが続いていて、サビ前に間奏を取ってから、溜めて溜めてのサビで解放する感じが気持ちいい。
サビは2回繰り返されるけど、どこか懐かしさを感じ、囃し立てるようなスピード感に持っていかれる。
「WEEKNESS」と「WEAKEND」は弱さ・弱体化の意味だけど、立ち向かったり、逃げ出したり、吐き出したりと色んな対処法を教えてくれるのかな。
SAD VACATION(悲しい休暇)って何だろうなと思うけども。
1番のサビをラスサビでもう一度歌ってくれる。なんか舞い戻った感じに受け取った。

5.恥ずかしい
1st Digital Singleとしてリリース。
GIZA studioの時からライブで何度か披露し、独立後にMusic Videoが公開され、満を持して音源がリリースされました🎵
真梨恵ちゃんが本音をさらけ出したブルースのようで、ピアノ・DTM❓の伴奏と共に真梨恵ちゃんの可憐な歌声が重なっていく🎹
「恥ずかしい」のは自分のことを指しているのか、永遠に〜と思うことを指しているのか。歌詞を読むと哲学的な考えになっていまう。
1A➡️1サビ➡️2A➡️2B➡️2サビ➡️3C➡️3サビ➡️4サビ➡️4D(合ってる❓)という変則的なトラックがたまらない。
MVは漆黒の衣装から白色のドレスに身を包まれていく様子になっていて、真梨恵ちゃんの独特な世界観が異彩を放っている👗

6.Lady Frappuccino,
今年活動5周年を迎えるRanちゃんのコラボリリース第3弾。
今作品は真梨恵ちゃんのみ歌っている(それはそう)。
真梨恵ちゃんだけ歌っていると、ちょっとイメージが変わる😎
ダークなイメージが強いメロディ構成ではあれど、間奏でのエレキギターが炸裂する⚡️🎸
韻を踏む歌詞を歌うところがカッコよくて、悪い印象が目立つ。
歌詞に漢字は使っておらず、ひらがなと英語のみになっている。

7.バイオリンの見た夢
サウクルコンピレーションアルバムに収録され、期間限定販売であったが、すぐに売り切れてしまい、入手困難であった。
それがこのアルバムに収録されているのが嬉しい☺️
1番の主人公はバイオリン、2番の主人公はタイプライターである。
サビはどこだと探してしまったが、Aメロと同じメロディなのね。ただ、コード進行は違う。
クラシカルなおとぎ話の世界にいるような明る目のポップとアウトロの余韻が残るピアノが好きです🎹

8.百獣の王
真梨恵ちゃんの歌声に寄り添うようにピアノが弾き語りされている。
「すき」という言葉が何度出てくるので、スキスキビームをぶっ放す甘いラブソングというわけでもない。
真梨恵ちゃんがMTRで作ったオケがサビを盛り上げている。
サビ頭に「僕はライオン」というフレーズが出てくるが、百獣の王に関連するのここだけ🦁
意味深な感じもするけど、相手にとっては重たい歌詞の内容かな。ご馳走様。

9.double STANDARD
昔懐かしい感じのメロディにピアノがリズミカルに刻んでいく🎹
AメロBメロサビみたいな感じはなく、1番▶️2番▶️3番と進んで歌っていく。
2025年▶️1999年▶️1981年と、時を遡る感じなのかなと、歌詞を読んで思った。
4の位を外したのは、歌いにくいからなんだろうなと。
「トゥ、トゥ、トゥ、トゥルー、トゥットゥー」の繰り返しがハマったので、ライブで一緒に歌ったら、もっといいものになりそう。

10.ロマンスを超えろ
YouTubeに上がっていたデモ音源が商品化された曲。
メロディの大枠は変わっていないかな。
ノスタルジックなメロディーなので、ギターとシェイカーの音が心地良い🎸🪇
歌詞に♣️と🖤があるのは、男女ボーカルデュエットの想定で歌うはずが、男性パートのキーが高すぎて歌える人が見つからず、真梨恵ちゃんが全部歌っている。
男の人は未来、女の人は過去を見ている。同じ空間にいるが、お互いのことは知らない。

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