翡翠キセキの1st EPを買ってみた。
1.Rainbow
ピアノイントロから始まり、終始軽快なサウンドと少し早めなテンポ、間奏のギターチューンにエッジがかかっていて最高でした🎸
そこからの落ちサビが秀逸。ハイトーンではなく、低音ボイスなので、男女関係なく歌えるかも。
こういうご時世なので、この先何があるか分からないけど、それでも「虹」のある場所に行けば、何とかなるんじゃないかなと思わせてくれる。
このEPのタイトルが2番目の歌詞の最初に出てきたり、この曲のタイトルである「Rainbow」がサビに出てくるので、リード曲であることが分かる🌈
2.イニシアチブ
ピアノとストリングスのイントロが物凄く綺麗で、アウトロのピアノできっちり締めてくれる🎹
この曲もハイトーンではないが、サビのメロディラインが2回繰り返されるのが特徴で、各メンバーの裏声が堪らなく好き。
翡翠キセキのコンセプトである「ここではないどこかへ」がサビに散りばめられており、当たり前だったことが、当たり前でなくなったこの世界で、自分で主導権を握って行けというメッセージが込められているのでしょうか。
3.渾身のアンチテーゼ
イントロとアウトロのエレキギターとドラムサウンドががっこいいが、歌詞に現れてくる反骨心みたいなものが感じました。
Aメロ・Bメロを聴いていると、やや暗めなのかなあと思ったが、サビになると軽快なサウンドになり、ライブで飛んだり跳ねたり、楽しくなるような情景が目に浮かびますね(今は出来ないが)。
多様性の在リ方について問題提起してくるのはなかなかの社会派ですし、アイドル曲としては珍しいよね。
4.雨晴れキセキ
この曲のDTM、シンセサイザーの音が一番好きなんですが、雨をコンプレックスや窮屈な世界として表現しているのかな。
ネガティブに落ち込むような描写をしているAメロ・Bメロから、サビで明るくポジティブに変わっていく様子に勇気づけられました。「虹」を「七色の架け橋」と表現しているのがエモいですなあ。
雨の中、傘をささずに踊る人間がいてもいい。自由とはそういうことだ。
5.ハバタキ
1番と最後でナレーションみたいな語り口で歌う演出がエモいし、一番最後の歌詞は翡翠キセキのコンセプトがそのものじゃないですか。
歌詞を読むと、コロナ前と後では違う世界になっちゃって、改めてリアルを噛み締める私。
高く羽ばたいたその先は何があるのか。4人メンバーが見せてくれる「ここではないどこかへ」に期待したい。
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商品情報
発売日: | 2021/06/26 |
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価格: | ¥1,020 |
レーベル: | Eight One |
収録曲
- Rainbow
- イニシアチブ
- 渾身のアンチテーゼ
- 雨晴れキセキ
- ハバタキ
おまけ
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