綾織綾音生誕祭〜秘密の日記〜に行ってみた

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綾織綾音
6/14(火)に観ました。

セットリスト

  1. 刺青
  2. 金属アレルギー
  3. ドライアイ
  4. 蜘蛛の糸
  5. 幸せの奴隷
  6. シャンプーに流しちゃえば
  7. 心臓
  8. 街頭に照らされて
  9. 嫌いだ
  10. 私のままで世界に叫ぼう

この日は綾織綾音さんのお誕生日🎂
配信ではありますが、AYANEから綾織綾音にアーティスト名が変わってからのライブを観るのは初めてです。
何か焼けた音とピアノの音が流れる🔥🎹
蝋燭に一つ一つ火をつける🕯
「真っ白なページを一枚一枚塗りつぶしていく。」
「今日で溢れた物語は誰にも知られることなく、密かに綴られて。」
「どんな色で閉じようとも、正解など存在せず。」
「あるがままを書き連ねる。」
「秘密の日記」
「生涯の願い、一抹な想い。」
「欲望、絶望、願望。」
「誰しれず秘めた想いが、日に日に膨らんでいく。」
「ああ、この宿願を叶えられる日は来るのだろうか。」
「1910。谷崎潤一郎。刺青。」
本を手にして、詩を読むように語る綾音。衣装はブラウン系かな。
一番最初に歌った曲は「刺青」。谷崎潤一郎氏の作品である『刺青』をイメージした曲だろうか❓
原作を知らないので何とも言えないのだが、ジャズテイストな感じで、妖艶な綾音の歌声がステージ全体を包み込む。

サポーターはピアノ、ドラム、ウッドベースなのね。
「どうして合わないんだろう。身につけるたびに、痒くて痒くて。」
「大切にしたいのに、私には合わないみたい。」
「本物が欲しいはずなのに、大切なのはメッキで出来たこのくすんだ首飾りだけ。」
「金属アレルギー」
曲を披露する前にそのタイトルの内容に即した詩を読む感じなのね。
綾音自身が金属アレルギーなのだが、これは悲しい恋物語。
スイッチングしたカメラに目を向ける綾音に💓
ビブラートが素晴らしく、より切ない気持ちにさせてくれる。
「皆さん、こんばんは。」
「綾織綾音 生誕祭。秘密の日記に足を運んでいただきありがとうございます。」
第一章と第二章に分かれており、第一章は純文学をテーマにしているのですね。
「気づいて欲しいのに。言い出せない、弱い私。」
「このままじゃダメなのに。曝け出せない惨めな私。」
「ドライアイ」
よりジャズテイストみが深まった感じで、これは背筋を伸ばして拝聴せずにはいられませんでした。」
徐々に激しくなっていく、ピアノとドラムにびっくりしつつも、身振り手振りに思わず目で追ってしまう。
ここでサポーターを紹介する。ウッドベース、ドラム、ピアノとカメラがスイッチングしていき、綾音が椅子に座りながら、各サポーターのソロパートを堪能している。
「踏み潰さなかった命。」
「あの時、何故黒くまみれたこの手足はいつから変わってしまったのか。」
「たった一度だけ、命を救おうとした瞬間があった。」
「殺生と隣り合わせの日々で、命の重さを決めたのは、命に順位を付けたのは。」
「儚くも散っていく、我が命さえ。1918。芥川龍之介。『蜘蛛の糸』。」
「蜘蛛の糸」は鬼気迫るような表情で歌う綾音。強弱のメリハリのついた歌声に体の奥底まで響いていく感じでした。
まさに強烈❗️❗️
今回の生誕祭も裸足なんですねw
「当たり前だとか、普通だとか、一般的だとか、何からしくとか。」
「肩にはめられていいくような、押し付けられた日常。」
「あなたの求める姿が、私の求める私の姿とは限らない。」
「踏み込んで来ないで。
「そう願っても、唐突に土足で踏み込んでくる。」
「あなたの常識。私を決めつけないでよ。」
「幸せの奴隷」
ちょっと怒った表情をした綾音でしたが、吐き捨てるかのような感じで、感情の赴くままに歌う。
歌詞を聞いていると、あるあるな感じでしたけども。
「良かれと思っていたの。あなたを救えるのは私だけだと。」
「ああ、なんて恥ずかしいのでしょう。」
「見せかけの姿にまんまと騙されて、あなたの生活に、あなたの人生に、私は一欠片も残らないの。」
「こんなはずじゃなかった。こんなことじゃなかった。」
「私が望んでいたのは、思い描いていたのは、ああ、恥ずかしい。灰でも被ってしまいたい。」
「1942。太宰治。『恥』。」
「恥」はピアノオンリーだったが、徐々にドラムが静かに入っていく。
綾音の歌声がより強調された構成になっている。
そして、ウッドベースが怪しげな音色で入っていく。
純文学に関してはさっぱり私ですが、知っている人にとってはより世界観に深くハマっていくのでしょうね。
最後に絶叫するような歌声を披露する綾音が尊い。
綾音は静かに蝋燭を吹き消して、第一章が終わり、15分の換気タイムに入る。

第二章が始まり、白い衣装にチェンジした綾音。
体を小さく揺らしながらリズムを取り、楽しく歌いながら「シャンプーに流しちゃえば」を披露する。
今のこの状況をシャンプーの泡と共に流したいと思いながら観ていました。
「ありがとうございます。大変お待たせしました。」
「第二章を開幕させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。」
「第二章はですね。ありのままの、等身大の綾織綾音をお届けさせていただいきたいと思いますので、第一章よりもちょっと肩の力を抜いて、楽しんでいただけると思いますので、はい。楽しんでってください。」
「では早速、次の曲に参りたいと思います。ええ、聴いてください。」
ようやくここで綾音の代表曲と言っても過言ではない「心臓」が来ました。
軽やかなピアノの音色と共に綾音の繊細な歌声が会場を包み込む。正面のカメラがズームして綾音の顔を捉えていく🥰
「今日は6月14日。私の誕生日なんですけれども、今ありがとうございます。嬉しいです。」👏👏👏👏👏👏
「皆さんに祝っていただいてというか、祝って歌っていただける誕生日になっているので、凄く感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。」👏👏👏👏👏👏
「今歌った「心臓」もですね、2020年6月14日にリリースをさせていただいてて、なんかこの日は私にとっては大切な日なので、えっと毎回大切なことをおこなっているのが、6月14日です。」
「ということで、はい❓何ですか❓」
ピアノの小竹飛遥さんがMCトークの途中で割り込んでくる。
「あの〜、歌いませんか。」
会場のみんなで「Happy birthday to you」を歌うサプライズ🎂👏
喜びの表情を浮かべる綾音☺️
「はい。続きまして、可愛い一曲をお届けしたいなと思います。」
会場からクラップの音が聞こえてきて、楽しげな雰囲気になる。
片想いから徐々に展開されていくラブソングである「街頭に照らされて」を披露する。
ここでサポートメンバーの紹介をする綾音。
会場でピンクのサイリウムを振っていたのですね⚡️
すると、カメラがズームアウトする。
ここで大切なお知らせということで、綾織綾音のアルバムがリリースしたことを発表。
もう一つの発表はユニットを組んでいたシンメに新メンバーを加えて、活動するという。
ライブの告知も抜かりなく。
アルバムの制作秘話に入る。小竹飛遥さんが綾音のアカペラを元に作曲したのですね。
次に歌った「嫌いだ」は初めて聴きますね。
椅子に座って披露する綾音だが、ピアノ・ドラム・ウッドベースが綾音の切ない表情と歌詞がより味わい深いものになりました🥲
声が出ない時に作った曲ということに驚いちゃったけど。
「今日は本当にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。感謝しかないですね。」
「一年前も生誕祭をさせていただきましたが、無観客でのライブでした。配信だけ。本当は今までは面と向かって歌を届けられる。自分のやりたいことを、来てくださることが当たり前な環境。」
「それが急に閉ざされてしまって、世界もそうだけれども、自分自身もどう動いていいのか分からない。その変化についていけない中で。」
「でも、歌だけは止めたくないと、そこで配信のライブを去年はさせていただいて、その配信を観てくださった方もこちらに来てくださっていて。」
「今年もやりたいけど、出来るのかも分からないし、皆さんに目の前で届けられるのかなと。今日もね配信で観れくださってる方もいますし、遠方からでも来れない方もいたので、配信も今回合わせてさせていただいているんですが。」
「こうやってライブ活動に参加出来て、配信でも直接でも届けることが出来るというこの環境が当たり前じゃないですし、いつまで続けられるか分からないですよね。命はいつ終わるか分からない。」
「ですけれども、私は元気でいる限り、皆さんが元気でいる限り、音楽を通して、心を通じ合わせることが出来たら、私は音楽を歌を止めずに続けられてる意味があるなと思います。」
「また一年歳を重ねますけど、毎年を皆さんと思い出を作って、今年もいい一年でよかったと思える来年を迎えたいと思います。」
「今日は本当に時間を使って、大切な予定に組み込んでくださって、ありがとうございます。」👏👏👏👏👏👏
涙ぐみながら深々とおじきする綾音ですが、感極まっていますね🥲
最後に歌った曲は「私のままで世界に叫ぼう」でした。
今回は配信を観た私ですけど、機会があればリアルでも綾音のライブを観たいと思いました。
そして、スタッフからピンクの花束が💐👏

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公式サイト

©綾織綾音
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© 2022 Google LLC

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